NPO​(特定非営利活動)法人  木造診断建物協会について

木造建物診断協会は、広く一般市民を対象として木造建物の耐震性、耐久性の無料診断を行い、また、高齢者、身体障碍者及び介護者の為のバリアフリー化への助言を通じて地域社会の安全に寄与することを目的とする、NPO法人(特定非営利活動法人)です。




【協会設立趣旨】

平成7年1月に起きた阪神淡路大震災、平成23年3月東日本大震災、平成28年4月熊本大震災は一般住宅に未曽有の被害を与えました。

以後地震に対する関心が一段と高まりました。各関係諸官庁では、地震に対する耐震・耐久の強度対策を一段と進歩させましたがこれは新築のみであり、既存の住宅に対しては個人任せが現状です。

東京では何時地震が起きても不思議ではないと言われています。一般的に地震に対する関心と共に恐怖心を抱いている方も多くいらっしゃいます。

そうした事態に付け込み、無料診断を装い耐震・耐久に対して恐怖心を煽り必要のない耐震器具等を取り付け、高額な請求をする詐欺まがいの業者も横行しています。一般の方々は良心的な業者に対しても不信感を抱き、それによって迷惑を被る業者もいます。

そこで、当木造診断協会は、住宅の耐震・耐久に疑問を持ち、且つ、金銭的に余裕が無く調べたくてもできない方、どこに依頼すれば適正な工事金額、施工方法を教えてもらえるか困っている方の為に、また、善良な建築業者の為にも無料で木造建物の耐震・耐久性診断、相談を行う目的の為にNPO法人木造建物診断協会を設立した趣旨です。

合わせて、NPO法人木造建物診断協会は既存の住宅にお住まいの高齢者の方や身体障碍者の方の介護の為に、バリアフリー化への助言として施工方法、施工費用、役所の補助金等のアドバイスを無料で行い、社会に貢献寄与することを目的とします。